僕のフィリピン  ~その後のフィリピン・ラウンドトリップノート~ -5ページ目

セブ島パッケージツアーに関する僕の考察

セブパシフィック航空の成田~セブ線のダイレクト就航の発表から早くもひと月が経過しました。


フィリピン国内の移動では度々お世話になったセブパシですが、国際線の利用は僕も経験がありません。


実際チケットの値頃感はどんな具合なんだろう、と僕は時間さえあればセブパシのサイトに入り、3月の末から4月の頭の日程を想定して、往復プライスの定点観測をすることに。


しょっぱなは、往路¥9000弱、復路約¥10,000、燃油代込みで¥30,000を切っていました。

オプションを外していくと¥25,000ぐらいでしょうか。

おぉ、これは確かに安いわ!とパソコンの画面を眺めながら、一人悦に入っていました。


これなら宿をホテルコンバインドで探して家族4人のショートトリップで○○円ぐらいで収まるな、なんて妄想も膨らみます。


ですがさすがLCC、プライスは日々変動していきます。


調べ始めて10日ほど経つとフィリピン航空の往復チケットの料金に迫る勢いになってしまいました。



こうなってくると、セブへのショートトリップはやっぱりパッケージツアーに軍配が上がるのか・・・

僕の興味は急速にセブ行きのパッケージツアーに傾いていきました。



それから僕はセブパシの航空券の定点観測に加え、同じ日程のセブへのツアーを片っ端から調べていきました。


値段の安さにギョッとして見てみると、その100%が経由便で燃油代別。


他国で乗り換えて丸一日がかりで深夜のマクタン空港に到着なんて僕は避けたいですね。

何といってもセブ(フィリピン)はその近さも魅力の一つですからね。


その手の格安パッケージは宿もそのグレードを承知し納得した上で泊まる分には問題ありませんが、どうもよく書き過ぎているケースがほとんど。

そんなのに限って『トロピカル』や『癒しの』なんて言葉が飛び交っています。



そこで僕は次に“直行便の利用とホテルを4つ星に限定”して5日間のパッケージを調べていきました。


燃油代込みかそうではないか表記にムラがありますが、おおむねどこも似たようなプライス、はじめはそんな印象でした。


ですが、飽きることなく様々なツアーを眺めていると全く同じ内容で3万円近く値段に違いがあるケースを発見。

もう一度言います。

全く同じ内容で、です。


何なんですかね、コレ。

そういう会社(割高な)はこれまた『実績』や『豊富な選択肢』などを謳っていたりします。


おやつプレゼントや15分のマッサージなどどうでもいいような特典を山盛り寄せ集めてあたかも凄いキャンペーンやってます、みたいな打ち出し方をしている所もあります。


あとは売りたい気持ちが先走っているのか特定のホテルを推しまくっている某大手。

ファミリープランとか言っちゃってるけどどう考えても家族向きではないでしょ、みたいな。


そうそう、子どもの割引も重要です。


これも同じ内容で、子ども料金の割引が全くないA社、ベット不要で子ども一人につき¥10,000引きのB社、同じくベット不要で子ども一人につき¥15,000引きのC社。

こういう値引きも加味してトータルで考えなければいけません。


そんなこんなで、あまりにもたくさんのツアープランを見た僕は、フォトリーディングのように画面を見ただけで全ての情報が飛び込んでくるという技術をついに会得したのでした(笑)



みなさん、たかがツアーですが、されどツアー。

後から後悔しないためにも下調べは念入りにね。


金額だけではなく内容も、です。

安い宿に泊まって割高なタクシーを使って買い出し、なんて悲しすぎます(笑)


そしてシンプルだったツアー代金をややこしくしている燃油代も、昨今の原油価格の下落で春ごろからは確実に下がってくることでしょう。

そうなればまた様子も変わってくるハズです。


セブパシの航空券とパッケージツアーの定点観測、しばらく続けてみますので、何かあったらまたご報告しますね。


それではまた!